“斗南”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
となみ50.0%
トナミ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金十郎が、どこの辺から出て来たのか、と声をかけると、もしや奉謝にあずかれるかと、おれは斗南となみから、わしはどこどこからとつぶやく
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ひとりでのみこんで、斗南となみ白並しらなみというところにある御船番所の御小人に推挙してくれた。
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
明治の初年には此地に弘前・黒石・八戸・七戸シチノヘおよび斗南トナミの五藩ありしが、明治四年七月列藩を廃して悉く県となし、同年九月府県廃合の事あり。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)