數十里すうじゆうり)” の例文
そこでおほきな地震ぢしんは、大陸たいりくまた其周圍そのしゆういおいて、十里以内じゆうりいないふかさのところおこることが通常つうじようであつて、ふかうみ中央部ちゆうおうぶまた數十里すうじゆうりあるひ數百里すうひやくりふかさの地下ちかではおこらない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
明治二十九年めいじにじゆうくねん三陸大津浪さんりくおほつなみは、其原因そのげんいん數十里すうじゆうり沖合おきあひける海底かいてい地形變動ちけいへんどうにあつたのであるが、津浪つなみ常習地じようしゆうちたる漏斗状じようごがた港灣こうわんおくおいてはしめされたとほり、あるひ八十尺はちじつしやく
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)