“敵(むこう)” の例文
恩あるその人の敵(むこう)に今は立ち居る十兵衛に連れ添える身の面(おもて)を対(あわ)すこと辛く、女気の繊弱(かよわ)くも胸をどきつかせながら、まあ親方様
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
敵(むこう)が使ってる道具を反対(あべこべ)にこっちで使われたんだね、別なこたあねえ、知事様がお豪いのでござりますだ。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)