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敵陣
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てきじん
ふりがな文庫
“
敵陣
(
てきじん
)” の例文
大
(
おお
)
きく
開
(
ひら
)
いた
目
(
め
)
、
真
(
ま
)
っ
赤
(
か
)
な
顔
(
かお
)
、
火
(
ひ
)
がだるまのようになって、
敵陣
(
てきじん
)
目
(
め
)
がけて、
一塊
(
ひとかたまり
)
となって、
突
(
つ
)
っ
込
(
こ
)
んでいった
友軍
(
ゆうぐん
)
の
姿
(
すがた
)
が……。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今走者と球との関係を明かにせんに走者はただ一人
敵陣
(
てきじん
)
の中を通過せんとするがごとき者、球は敵の
弾丸
(
だんがん
)
のごとき者なり。
ベースボール
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
「その
意気
(
いき
)
をもってするからには、たとえ
敵陣
(
てきじん
)
のかこみのうちに、
無念
(
むねん
)
の
鬼
(
おに
)
となろうとも、わしは
心残
(
こころのこ
)
りではない」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なに
敵陣
(
てきじん
)
へ飯食いにまいるか」
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
「え?」思わず目をみはった彼女の前に、ヒラリとおどりあがってきたのは、いつのまにここへきたのか、さっきまで
采配
(
さいはい
)
をとって
敵陣
(
てきじん
)
にすがたをみせていた
小幡民部
(
こばたみんぶ
)
であった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
敵陣
(
てきじん
)
へ飯食いに
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
“敵陣”の意味
《名詞》
敵陣(てきじん)
敵方の陣地や陣営。
(出典:Wiktionary)
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
陣
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
“敵陣”で始まる語句
敵陣地