“敏才”の読み方と例文
読み方割合
びんさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
示して十をさとるの敏才びんさいあれば師匠ししやうの感應院もすゑ頼母たのもしく思ひわけて大事に教へやしなひけるされば寶澤は十一歳の頃は他人の十六七歳程の智慧ちゑありて手習は勿論もちろん素讀そどくにも達し何を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それがそちの敏才びんさい悪能あくのうをして、くまで大胆にさせた根柢のものであろうが
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふたりは共に、乱世の臣なら一方の奸雄かんゆうたり得る敏才びんさいを持ちあっている。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)