“びんさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敏才75.0%
憫殺25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたりは共に、乱世の臣なら一方の奸雄かんゆうたり得る敏才びんさいを持ちあっている。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも事理に明るく敏才びんさい衆をこえている。秀吉も常に
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この道楽ものの行末がどうなることかと言い合わしたように余を憫殺びんさいするものの如く見えるので、余の自負心をそこなうことおびただしく、まずそういう処に出席するよりもと
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)