“政権”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつり50.0%
せいけん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おのれは今、——富者も餓鬼、——貧者も餓鬼、——そして、雲上は政権まつりの争奪と、逸楽の妖雲におおわれていると」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
沙弥文覚しゃみもんがくうやまって、路傍の大衆だいしゅに申す。それ、いますがたを見るに、雲上の月は、絶えまなく政権まつりの争奪と、逸楽の妖雲にたわむれ下天げてんの草々は、野望の武士の弓矢をつつむ。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幕府ばくふは、その十がつに、政権せいけん政治せいじをおこなうけんり)を朝廷ちょうていにかえしました。