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下天
ふりがな文庫
“下天”の読み方と例文
読み方
割合
げてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げてん
(逆引き)
これはみな、
宋朝
(
そうちょう
)
腐爛
(
ふらん
)
の悪世相が、
下天
(
げてん
)
に描きだしつつある必然な
外道
(
げどう
)
の図絵だ——。これを人心の
荒
(
すさ
)
びと嘆くも、おろかであろう。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あのものたちに
先
(
せん
)
を越されたぞ、こちらでもあれに負けるなと
仰
(
お
)
っしゃって、「人間五十年、
下天
(
げてん
)
のうちをくらぶれば」と御じぶんがまっさきに
敦盛
(
あつもり
)
をおうたいなされました。
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
思いを
下天
(
げてん
)
に
凝
(
こ
)
らし、誓いを上天にささげ、七日七夜、つつしんで祈りの
行
(
ぎょう
)
に服したいと思うのですがどうでしょうか
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
下天(げてん)の例文をもっと
(3作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
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