)” の例文
殊にすせり媛のは、衣を解きける様を、志都歌返歌は、禊ぎの瀬を求める風を、最後のは、禊ぎと竹と楽器との関係を述べる古詞から出た事を見せてゐる。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
とほ/″\し 峡の奥処オクガに晴るゝ山 見けつゝ入る道の、ひそけさ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
天の原 ふりけ見れば、大君の御命ミイノチは長く、天たらしたり(倭媛皇后——万葉巻二)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)