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攀登
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はんとう
ふりがな文庫
“
攀登
(
はんとう
)” の例文
従
(
したが
)
つて越後と上野の国界とすべき所も
定
(
さだ
)
まり、
利根
(
とね
)
山奥の
広袤
(
こうばう
)
も
略
(
ほ
)
ぼ
概算
(
がいさん
)
するを得たり、此上は上越二国の間に
横
(
よこた
)
はれる
利根
(
とね
)
の山脈に
攀登
(
はんとう
)
し、国界を
定
(
さだ
)
めて之を
通過
(
つうくわ
)
し
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
人生の美しさはその容易に打算し能はざる処に存し、人生に於ける偉大なる事業とは人生に
横
(
よこた
)
はる幾多の不安をものともせず次第に高峰を仰で
攀登
(
はんとう
)
するにありといふ事を彼等は感じないのであらうか。
恋愛と道徳
(新字旧仮名)
/
エレン・ケイ
(著)
人夫等岩崖を
仰
(
おほい
)
で唯
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
むるあるのみ、心は即ち帰途に
就
(
つ
)
くにあればなり、此に於て余等数人
奮発
(
ふんぱつ
)
一番、先づ
嶮崖
(
けんがい
)
を
攀登
(
はんとう
)
して其
登
(
のぼ
)
るを得べき事を
示
(
しめ
)
す、人夫等
猶
(
なほ
)
肯
(
がへ
)
んぜず
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
攀
漢検1級
部首:⼿
19画
登
常用漢字
小3
部首:⽨
12画
“攀”で始まる語句
攀
攀上
攀昇
攀援
攀ち
攀慕
攀躋
攀木
攀柳
攀緑