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擲
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どや
ふりがな文庫
“
擲
(
どや
)” の例文
『マア此人は!』と、富江はしたゝか昌作の背を平手で
擲
(
どや
)
しつけた。昌作は赤くなつた顏を
勃
(
むつ
)
とした樣に口を尖らした。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「それは屹度、
厩
(
うまや
)
のかへりに馬を撫でたその
掌面
(
てのひら
)
で、
夫人
(
おくさん
)
の
頬桁
(
ほゝげた
)
を思ひきり
擲
(
どや
)
しつける癖なんだらう。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
と、富江はシタタカ昌作の背を平手で
擲
(
どや
)
しつけた。昌作は赤くなつた顔を
勃
(
むつ
)
とした様に口を尖らした。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
擲
漢検1級
部首:⼿
18画
“擲”を含む語句
打擲
放擲
抛擲
擲倒
擲附
擲弾兵
手擲弾
投擲
擲殺
擲出
擲却
乾坤一擲
一擲
御打擲
擲弾
酒銭擲三緡
革擲
擲銭卜
書擲
横擲
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