“擲弾兵”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
てきだんへい	87.5%
グレナデーア	12.5%

てきだんへい

今一八一五年にはイギリス軍と結んでナポレオンと戦っていたオランダの擲弾兵（てきだんへい）らは、ほとんど生き残ったものがなかった。

レ・ミゼラブル：05 第二部　コゼット (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)

独唱は『ラ・マルセイエーズ』と『二人の擲弾兵（てきだんへい）』（六五五七）たった一枚になり、二重唱は一枚もなくなってしまった。

名曲決定盤 (新字新仮名) ／ 野村胡堂、野村あらえびす、野村長一(著)

グレナデーア

「唐檜ですか。あいつはみんなで、一小隊（いっしょうたい）はありましょう。みんな若（わか）いし擲弾兵（グレナデーア）です。」

チュウリップの幻術 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

“擲弾兵”の解説

擲弾兵（てきだんへい、Grenadier）は近世ヨーロッパの陸軍で組織されていた歩兵部隊の一種。当初は擲弾（Grenade）の投擲を主な任務としていた。19世紀中頃に本来の用兵での擲弾兵部隊は消滅したが、本項ではその後現在に至るまでの、擲弾の投擲を任務とする兵士及び「擲弾兵」の称号を持つ兵士についても述べる。
(出典:Wikipedia)

擲	漢検1級 部首:⼿ 18画
弾	常用漢字 中学 部首:⼸ 12画
兵	常用漢字 小４ 部首:⼋ 7画