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掻払
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かいはら
ふりがな文庫
“
掻払
(
かいはら
)” の例文
旧字:
掻拂
それを
掻払
(
かいはら
)
うごとく、目の上を両手で
無慚
(
むざん
)
に
引擦
(
ひっこす
)
ると、ものの香はぱっと枕に
遁
(
に
)
げて、縁側の障子の隅へ、音も無く潜んだらしかったが、また……有りもしない風を伝って、
引返
(
ひっかえ
)
して
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(この時人々の立かかるを
掻払
(
かいはら
)
う)
六根清浄
(
ろっこんしょうじょう
)
、澄むらく、
浄
(
きよ
)
むらく、清らかに、神に仕うる身なればこそ、この
邪
(
よこしま
)
を手にも取るわ。
御身
(
おみ
)
たちが悪く近づくと、見たばかりでも
筋骨
(
すじぼね
)
を悩み
煩
(
わず
)
らうぞよ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掻
漢検準1級
部首:⼿
11画
払
常用漢字
中学
部首:⼿
5画
“掻”で始まる語句
掻
掻巻
掻込
掻合
掻廻
掻消
掻口説
掻取
掻分
掻乱