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かいはら
ふりがな文庫
“かいはら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
掻払
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻払
(逆引き)
それを
掻払
(
かいはら
)
うごとく、目の上を両手で
無慚
(
むざん
)
に
引擦
(
ひっこす
)
ると、ものの香はぱっと枕に
遁
(
に
)
げて、縁側の障子の隅へ、音も無く潜んだらしかったが、また……有りもしない風を伝って、
引返
(
ひっかえ
)
して
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(この時人々の立かかるを
掻払
(
かいはら
)
う)
六根清浄
(
ろっこんしょうじょう
)
、澄むらく、
浄
(
きよ
)
むらく、清らかに、神に仕うる身なればこそ、この
邪
(
よこしま
)
を手にも取るわ。
御身
(
おみ
)
たちが悪く近づくと、見たばかりでも
筋骨
(
すじぼね
)
を悩み
煩
(
わず
)
らうぞよ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かいはら(掻払)の例文をもっと
(2作品)
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