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かっぱら
ふりがな文庫
“かっぱら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
掻払
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻払
(逆引き)
この通り
向脛
(
むこうずね
)
を
掻払
(
かっぱら
)
われて、着物なんぞもズタズタでございます、すんでのことに命を取られるところを、やっとここへ逃げ上ったんでございます
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
お
前
(
ま
)
んの生命を
掻払
(
かっぱら
)
いさえすりゃ、お孝との
捩
(
より
)
が戻って、早い話が
旧々
(
もともと
)
通り言うことを肯いて、女が自由になる見込さえあればですだ、それこそ、お前んが国手でも、神でも、仏でも
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
味をしめて、古本を買込むので、床板を張出して、貸本のほかに、その
商
(
あきない
)
をはじめたのはいいとして、
手馴
(
てな
)
れぬ事の悲しさは、
花客
(
とくい
)
のほかに、
掻払
(
かっぱら
)
い抜取りの
外道
(
げどう
)
があるのに心づかない。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
向脛
(
むこうずね
)
を
掻払
(
かっぱら
)
って、ぎゃっと
傾倒
(
のめ
)
らしてくれますわ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かっぱら(掻払)の例文をもっと
(3作品)
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