“推遣”の読み方と例文
読み方割合
おしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小使恭(うやうや)しく入来(いりきた)りて卓子(テエブル)の上にそれを載(の)せつ、一礼して退出(すさりい)ずるを、と見れば毎晩新聞なり、綾子は傍(かたえ)に推遣(おしや)りて
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
満枝は飯桶を我が側に取寄せしが、茶椀(ちやわん)をそれに伏せて、彼方(あなた)の壁際(かべぎは)に推遣(おしや)りたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
沈み切っていた、職人頭の富さんが、運八に推遣(おしや)られて坐に返ると、一同(みんな)も、お神輿(みこし)の警護が解けたように、飲みがまえで、ずらりとお並びさ、貴方。