“推奨”の読み方と例文
旧字:推奬
読み方割合
すいしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「片言もってごくさだむべきものは、それゆうか」などという孔子の推奨すいしょうの辞までが、大袈裟おおげさ尾鰭おひれをつけてあまねく知れわたっていたのである。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
まもなく市民は大会を開いて、十五少年推奨すいしょう盛宴せいえんを張った。そのとき市長ウィルソン氏の演説大要は左のごとくであった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
渡辺さんは長崎カステラを葡萄牙ポルトガルの語源まで引用して推奨すいしょうした。何処へ行っても堂々たる大人が食物の評論に力瘤を入れるのは可笑おかしい現象だ。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)