トップ
>
排撃
>
はいげき
ふりがな文庫
“
排撃
(
はいげき
)” の例文
その外
面
(
ま
)
のあたり人に
媚
(
こ
)
びて退いて人を
誹
(
そし
)
るとか、
表面
(
うわべ
)
で尊敬して
裏面
(
りめん
)
で
排撃
(
はいげき
)
するとか社会の人に心の礼のない事は歎ずるに余りあり。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
「雁金さんはそう
仰有
(
おっしゃ
)
るですが、どうしてもあの覆面探偵は怪しいですよ」と大江山はまたしても、青竜王
排撃
(
はいげき
)
の火の手をあげているのであった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それは、その当時天皇
機関説
(
きかんせつ
)
問題なるものが起り、私がその機関説論者の一人なりとして
排撃
(
はいげき
)
されたのである。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
現存秩序での特権階級やそれに満足している者は革命を
排撃
(
はいげき
)
するし、不満な者や被抑圧階級はそれを
讃美
(
さんび
)
するのが常である。革命は人間の社会に必然不可避だという説もある。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
或る小説家や批評家は、科学小説を小説的価値のないものとして
排撃
(
はいげき
)
している。しかし僕に云わせれば、彼等は識らざるが
故
(
ゆえ
)
に排撃しているのである。
『地球盗難』の作者の言葉
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
「全く、君のために特別に作られた舞台のようなのだ。しかし先入主はあくまで
排撃
(
はいげき
)
しなけりゃいかん」
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
何故に名医白石博士を謝絶したのであるか。生命をかけてまで、
排撃
(
はいげき
)
したのであるか。
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“排撃”の意味
《名詞》
排撃(はいげき)
何かを非難のうえ排除しようと攻撃すること。
(出典:Wiktionary)
排
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“排”で始まる語句
排
排斥
排泄
排列
排擠
排泄物
排気
排除
排出
排他的