はさん)” の例文
旧字:
道をはさんで、入口に清水のく、藤棚のかかった茶店があって、(六地蔵は、後に直ぐそのわきに立ったのですが、)——低く草の蔭に硝子ビイドロすだれが透いて、二つ三つ藍色あいいろの浪をいた提灯ちょうちんともれて
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)