“紙挟”のいろいろな読み方と例文
旧字:紙挾
読み方割合
かみばさ50.0%
ポートフオリオ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氏は片手に紙挟かみばさみのようなものを持ってはいって来た。私達のすすめる羊羹を、「うまいですな。」と一切べた。
鶴は病みき (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
さう言つて学生に別れた岩村男は、控室に帰つて角々かど/\り切れたいつも紙挟ポートフオリオを小脇にはさむだと思ふと、直ぐ表通りへ飛び出した。そして物の二十分と経たぬに会堂わきの牛飯屋の店先に立つてゐた。