をろが)” の例文
旧字:
口嗽ぎただちをろがみ、珠数かぞへ南無妙法蓮華経、かがなべて朝に五千、ひる過ぎて夕かけて三千、湯を浴み、御燈明みあかしけ、残りの二千、一万遍唱へつづけて、真正まただしくひと日もおちず、国のため
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
をろがめばたふとかりけり笠置山くすしき巌はみなほとけにて
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
をろがめば香炉かうろの火身に燃えて
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)