“拝領物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいりょうもの50.0%
はいりょうぶつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、高松城の守将、清水長左衛門宗治むねはるだけは、ひとりその挨拶を欠いて、自分だけはべつなことばで、その拝領物はいりょうものにこたえた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また、堀久太郎から、拝領物はいりょうものの沙汰などあった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
君公くんこう賜物たまもののほうをはるかに重しとすべき議論も一通り立つから、僕とてもあながち絶対的に君公くんこう拝領物はいりょうぶつ家来けらいいのちより軽いと一般にいう訳ではないけれども、君公だとか従僕だとか
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)