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拙僧
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せっそう
ふりがな文庫
“
拙僧
(
せっそう
)” の例文
「は、は、は、は。
運
(
うん
)
のわるい弱虫の忍剣め、つぎの世には
拙僧
(
せっそう
)
のような
不死身
(
ふじみ
)
を持って生まれかわってこい。
喝
(
かつ
)
!
南無阿弥陀仏
(
なむあみだぶつ
)
ッ——」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
拙僧
(
せっそう
)
は
西方
(
さいほう
)
の国より
大心衆生
(
たいしんしゅじょう
)
の
人間界
(
にんげんかい
)
に
化現
(
けげん
)
した
釈迦
(
しゃか
)
の
弟子
(
でし
)
、
文殊菩薩
(
もんじゅぼさつ
)
という男。——またうしろにいるのは、
勢至菩薩
(
せいしぼさつ
)
、
弥勒菩薩
(
みろくぼさつ
)
、
虚空蔵菩薩
(
こくうぞうぼさつ
)
、
大日菩薩
(
だいにちぼさつ
)
の人々であるが……
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ではお別れといたそう。
拙僧
(
せっそう
)
とて、
安閑
(
あんかん
)
としておられる身ではありません」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“拙僧”の意味
《名詞》
僧侶が自分のことを指す謙譲語。
(出典:Wiktionary)
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“拙”で始まる語句
拙
拙者
拙劣
拙作
拙斎
拙道
拙陋
拙堂
拙宅
拙寺