かつい)” の例文
旧字:
正月元日の朝、年礼に出掛けた時に、葬礼に逢うと鶴を台に戴せてかついで来るのを見ると何方どっちいかと云うから、私は
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
所で僕は発身ほつしんして商人あきんどと宗旨を換え、初めは資本もとでが無いから河渫ひの人足に傭はれた事もある。点灯会社に住込んで脚達きやたつかついで飛んだ事もある、一杯五厘のアイスクリームを売つた事もある。
貧書生 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)