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押鎮
ふりがな文庫
“押鎮”の読み方と例文
旧字:
押鎭
読み方
割合
おししず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おししず
(逆引き)
狭心症にかかっているせいか、
一寸
(
ちょっと
)
した好奇心でも胸がドキドキして来そうなので、便々たる夏
肥
(
ぶと
)
りの腹を撫でまわして
押鎮
(
おししず
)
めた。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
急立
(
せきた
)
つ胸を
押鎮
(
おししず
)
め、急ぎ宅へ帰って宅の者を見届に
遣
(
つか
)
わしましたる所、以前に
弥
(
いや
)
増す友之助の大難、最早
棄置
(
すてお
)
き難しと心得、早速蟠龍軒の屋敷へ駈付け、
只管
(
ひたすら
)
詫入り
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
看護婦がベッドへ飛んで行って、もがく病人を
押鎮
(
おししず
)
めようとしたが、
瀕死
(
ひんし
)
の老探偵は、まるで気違いの様に身もだえをして、苦しさに耐えぬものの如く、わめき続けるのだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
押鎮(おししず)の例文をもっと
(4作品)
見る
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
鎮
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上
“押鎮”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
三遊亭円朝
江戸川乱歩
夢野久作