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抱寝
ふりがな文庫
“抱寝”の読み方と例文
読み方
割合
だきね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だきね
(逆引き)
半「お
前
(
めえ
)
が貰ってくれゝば実に有がたい、それに一と晩でも
抱寝
(
だきね
)
をした女だから実は女郎に売りたくも
無
(
ね
)
えのよ、お
前
(
めえ
)
が
彼奴
(
あいつ
)
を留守居にしてくれりゃア
重畳
(
ちょうじょう
)
だ」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
居鎮
(
いしず
)
まって見ると
隙間
(
すきま
)
もる風は
刃
(
やいば
)
のように鋭く切り込んで来ていた。二人は申合せたように両方から近づいて、赤坊を間に入れて、
抱寝
(
だきね
)
をしながら藁の中でがつがつと震えていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
藤屋伊左衛門諸国で見た奇俗を述べる内に「
振舞膳
(
ふるまいぜん
)
の
後
(
のち
)
我女房を客人と云々」これらは新婦と限らぬようだが、余ら幼き頃まで紀州の一向宗の
有難屋
(
ありがたや
)
連、厚く財を献じてお
抱寝
(
だきね
)
と称し
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
抱寝(だきね)の例文をもっと
(4作品)
見る
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“抱”で始まる語句
抱
抱擁
抱一
抱主
抱妓
抱負
抱合
抱込
抱茗荷
抱懐
“抱寝”のふりがなが多い著者
南方熊楠
三遊亭円朝
有島武郎
与謝野晶子