“居鎮”の読み方と例文
読み方割合
いしず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
居鎮いしずまって見ると隙間すきまもる風はやいばのように鋭く切り込んで来ていた。二人は申合せたように両方から近づいて、赤坊を間に入れて、抱寝だきねをしながら藁の中でがつがつと震えていた。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)