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扶桑略記
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ふさうりやくき
ふりがな文庫
“
扶桑略記
(
ふさうりやくき
)” の例文
此様な不祥のある度に威を張るのは僧侶
巫覡
(
ふげき
)
で、
扶桑略記
(
ふさうりやくき
)
だの、日本紀略だの、本朝世紀などを見れば、
厭
(
いと
)
はしいほど現世利益を祈る祈祷が繰返されて
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
○
扶桑略記
(
ふさうりやくき
)
(巻卅三)〇日本
史
(
し
)
(百卅三)の
列伝
(
れつでん
)
(五十九)〇菅家御伝記(
神統
(
かみのみすゑ
)
菅原
陳経
(
のぶつね
)
朝臣御作正史によられたれば証とすべし)
其余
(
そのよ
)
虚実
(
きよじつ
)
混合
(
こんがふ
)
したる古今の
書籍
(
しよじやく
)
枚挙
(
まいきよ
)
すべからず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○
扶桑略記
(
ふさうりやくき
)
(巻卅三)〇日本
史
(
し
)
(百卅三)の
列伝
(
れつでん
)
(五十九)〇菅家御伝記(
神統
(
かみのみすゑ
)
菅原
陳経
(
のぶつね
)
朝臣御作正史によられたれば証とすべし)
其余
(
そのよ
)
虚実
(
きよじつ
)
混合
(
こんがふ
)
したる古今の
書籍
(
しよじやく
)
枚挙
(
まいきよ
)
すべからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
現に将門を滅ぼす
祈祷
(
きたう
)
をした
叡山
(
えいざん
)
の
明達
(
めいたつ
)
阿闍梨
(
あじやり
)
の如きも、松尾明神の託宣に、明達は阿倍仲丸の生れがはりであるとあつたといふことが
扶桑略記
(
ふさうりやくき
)
に見えてゐるが、これなぞは随分
変挺
(
へんてこ
)
な御託宣だ。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“扶桑略記”の解説
『扶桑略記』(ふそうりゃくき)は、平安時代の私撰歴史書。総合的な日本仏教文化史であるとともに六国史の抄本的役割を担って後世の識者に重宝された。
寛治8年(1094年)以降の堀河天皇代に比叡山功徳院の僧・皇円が編纂したとされるが、異説もある。全30巻よりなり、このうち巻二から六、巻二十から三十の計16巻と、巻一および巻七から十四の抄記が現存する。
(出典:Wikipedia)
扶
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
桑
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
略
常用漢字
小5
部首:⽥
11画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“扶桑”で始まる語句
扶桑
扶桑堂
扶桑教
扶桑木
扶桑蒙求
扶桑名画伝
扶桑拾葉集
扶桑陰逸伝
扶桑隠逸伝