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托
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ことづ
ふりがな文庫
“
托
(
ことづ
)” の例文
もり蕎麦は、滝の荒行ほど、どっしりと身にこたえましたが、そのかわり、ご新姐——お雪さんに、(おい、ごく
内証
(
ない
)
だぜ。)と云って、手紙を
托
(
ことづ
)
けたんです。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ああ、さやうでいらつしやいますか。」百合子女史は、大事の
托
(
ことづ
)
け
物
(
もの
)
の持つて
往
(
ゆ
)
き場が判つたやうに、初めて叮嚀に挨拶をした。「どうも有難うございます。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「惜しいことをした。然うと知ったら家へ手紙をやって、醤油の二樽も
托
(
ことづ
)
けさせるのだったに」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“托”の意味
《名詞》
物を載せておく台や受け皿。
(出典:Wiktionary)
托
漢検準1級
部首:⼿
6画
“托”を含む語句
仮托
托言
屈托
茶托
一蓮托生
結托
托児所
托胎
托鉢
托鉢僧
依托
屈托気
嘱托
委托
蓮托生
托塔
花托
言托
托送
請托
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