“手脚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てあし80.0%
しゅきゃく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この懶惰なまくらな芸人は手脚てあしをもじもじさせてゐたが、ぴちとぜたやうな音がしたと思ふと、身体からだはそのまゝ見えなくなつてしまつた。
然し私の生長は、お前が思う程迅速じんそくなものではない。私はお前のように頭だけ大きくしたり、手脚てあしだけ延ばしたりしただけでは満足せず、その全体に於て動き進まねばならぬからだ。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
この案外には、兵馬が手脚しゅきゃくを着くるところなきほどに惑乱しました。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)