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手翰
ふりがな文庫
“手翰”の読み方と例文
読み方
割合
しゅかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅかん
(逆引き)
「御舎弟伝七郎どのから
其許
(
そこもと
)
への
手翰
(
しゅかん
)
、たしかに渡し申すぞ。——ここで一読いたして、すぐ返辞を承りたい」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忠利の「
松風
(
まつかぜ
)
」の出来栄えを賞歎した
手翰
(
しゅかん
)
であるが、師弟和楽の状が、紙面に
躍如
(
やくじょ
)
と溢れている。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「細川殿の
手翰
(
しゅかん
)
、ならびに将軍家の御書、
篤
(
とく
)
、
披見
(
ひけん
)
いたした。不肖信長を、
恃
(
たの
)
みに
思
(
おぼ
)
しめさるるからには、この信長に
能
(
あた
)
うかぎりなお力にはなり申そう。——使者にも遠路大儀であった」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手翰(しゅかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
翰
漢検準1級
部首:⽻
16画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭