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手綺麗
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てぎれい
ふりがな文庫
“
手綺麗
(
てぎれい
)” の例文
ぬたをの……今、
私
(
わっし
)
が
擂鉢
(
すりばち
)
に
拵
(
こしら
)
えて置いた、あれを、鉢に入れて、小皿を二つ、
可
(
い
)
いか、
手綺麗
(
てぎれい
)
に
装
(
よそ
)
わないと食えぬ奴さね。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
本式に製造させればもっと
手綺麗
(
てぎれい
)
に出来るけれども間に合せだから
武力屋
(
ぶりきや
)
へ頼んで普通の鉄板で張らせた。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
何故なら、若しあなたがよくないと思ふやうなことを私が命じたなら、もう輕い足どりで駈けてくれることも、
手綺麗
(
てぎれい
)
な敏活さも、
活々
(
いき/\
)
とした眼差も、元氣な顏付もしてはくれないでせう。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
建てて数十年を経たる古家なれば、掃除は
手綺麗
(
てぎれい
)
に行届きおれども、そこら
煤
(
すす
)
ぼりて余りあかるからず、すべて少しく陰気にして、加賀金沢の市中にてもこのわたりは浅野川の河畔一帯の
湿地
(
しけち
)
なり。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
綺
漢検1級
部首:⽷
14画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭