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手柄話
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てがらばなし
ふりがな文庫
“
手柄話
(
てがらばなし
)” の例文
此
(
この
)
男
(
をとこ
)
は
正直
(
せうじき
)
だから、
猛狒
(
ゴリラ
)
退治
(
たいぢ
)
の
手柄話
(
てがらばなし
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
自分
(
じぶん
)
の
大失策
(
おほしくじり
)
をも、
人一倍
(
ひといちばい
)
の
大聲
(
おほごゑ
)
でやツて
退
(
の
)
けた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
龍太郎も、じぶんの
手柄話
(
てがらばなし
)
らしいことを、おくびにもださなかったが、竹童もまた、あれほどの
大軍功
(
だいぐんこう
)
を成しとげていながら、鼻にもかけず
塵
(
ちり
)
ほどの
誇
(
ほこ
)
りもみせていない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手下どものむごい
手柄話
(
てがらばなし
)
を眼を細めて聞いてよろこび、後には自分も
草鞋
(
わらじ
)
をはいて夫について行き、平気で悪事の手伝いをして、いまは根からのあさましい女山賊になりさがり
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
まるで
胴忘
(
どわす
)
れしていた。ずっと前から、空想の中で股野を殺すことを研究し出してから、一度も明智の名を思い出さなかった。不思議なくらいだ。おれは明智の
手柄話
(
てがらばなし
)
を残らず読んでいる。
月と手袋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
柄
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“手柄”で始まる語句
手柄
手柄顔
手柄山正繁
手柄岡持
手柄名
手柄噺
手柄相
手柄者
手柄談