“手柄噺”の読み方と例文
読み方割合
てがらばなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ中年の癖に、この男はあだかも老人の如くに過去の追想而已のみで生活している。人にえば必ずず留学していた頃の手柄噺てがらばなしはなし出す。もっともこれを封じてはさらに談話はなしの出来ない男で。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)