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手前味噌
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てまえみそ
ふりがな文庫
“
手前味噌
(
てまえみそ
)” の例文
僕の手柄は
手前味噌
(
てまえみそ
)
ですから書きません。
無論
(
むろん
)
戸浪が犯行につかったインチキ・ピストルも発見せられた。いいですね、帆村さん。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一 ちと
手前味噌
(
てまえみそ
)
に似たれど、かかる種の物語現代の文学界には、先づ
稀有
(
けう
)
のものなるべく、
威張
(
いばり
)
ていへば一の新現象なり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
老生の
演
(
の
)
べんとする所は、慶應義塾の由来に
就
(
つ
)
き、
言
(
げん
)
少しく自負に似て俗に
云
(
い
)
う
手前味噌
(
てまえみそ
)
の
嫌
(
きらい
)
なきに
非
(
あら
)
ざれども、事実は座中諸君の記憶に存する通り
聊
(
いささか
)
も
違
(
たが
)
うことなく
〔気品の泉源、智徳の模範〕
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「やっぱり
手前味噌
(
てまえみそ
)
よ」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「でございましょう。そうなくっちゃ、とてもああいう傑作は、お出来になりますまい。してみますと、先生は歌も発句もお作りになると、こうにらんだ手前の眼光は、やっぱりたいしたものでございますな。これはとんだ
手前味噌
(
てまえみそ
)
になりました。」
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
噌
漢検準1級
部首:⼝
15画
“手前”で始まる語句
手前
手前達
手前方
手前等
手前共
手前勘
手前吹
手前勝手
手前側
手前店