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所詮
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つまり
ふりがな文庫
“
所詮
(
つまり
)” の例文
所詮
(
つまり
)
周三がお房を
懌
(
よろこ
)
ぶ意味が違つて、一
個
(
こ
)
の
物
(
ぶつ
)
體が一
人
(
にん
)
の婦となり、
單純
(
たんじゆん
)
は、併し
價値
(
かち
)
ある製作の資
料
(
れう
)
が、意味の深い心の
糧
(
かて
)
となつて了つた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
そりゃこそ
頬邊
(
ほっぺた
)
へ
放埓
(
みだら
)
な
血
(
ち
)
めが
上
(
のぼ
)
るわ、
所詮
(
つまり
)
は
何
(
なに
)
を
聞
(
き
)
いても
直
(
すぐ
)
に
眞赤
(
まっか
)
にならッしゃらうぢゃまで。
速
(
はや
)
うお
寺
(
てら
)
へ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
雖然
(
けれども
)
妻に對して一種の反抗心を持ツてゐるのは事實だ………此反抗心は弱者が強者に對する
嫉妬
(
しつと
)
なんだから、
勢
(
いきほひ
)
憎惡
(
ぞうを
)
の念が起る………
所詮
(
つまり
)
俺
(
おれ
)
は妻が憎いのでなくツて、妻の強壯な體を憎むでゐるのだ。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“所詮”の意味
《名詞》
つまるところ。最後に行き着く所。
(仏教)経文などによって表される道理。
《形容動詞》
望ましくはないが、最後にはその結果に行き着くさま。つまるところは。
(出典:Wiktionary)
“所詮”の解説
所詮(しょせん)は、日本語の二字熟語の一つ。仏教においての用語、古語でもある。
(出典:Wikipedia)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
詮
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“所詮”で始まる語句
所詮人界