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所思
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しょし
ふりがな文庫
“
所思
(
しょし
)” の例文
彼女もし問ふものに向つてあらはに事の仔細を語る事を欲せずとせんか、代るに
低唱微吟
(
ていしょうびぎん
)
以てその
所思
(
しょし
)
を託せしむべき歌曲に乏しからざるべし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
一方には大勢の学生を教育し、又演説などして
所思
(
しょし
)
を伝え、又一方には著書
飜訳
(
ほんやく
)
、
随分
(
ずいぶん
)
忙しい事でしたが、
是
(
こ
)
れも
所謂
(
いわゆる
)
万分一を
勉
(
つと
)
める気でしょう。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
その
所思
(
しょし
)
を有志に
謀
(
はか
)
りしに、大いに賛同せられければ、即ち亡夫の命日を以て、
角筈
(
つのはず
)
女子工芸学校なるものを起し、またこの校の維持を助くべく、
日本女子恒産会
(
にほんじょしこうさんかい
)
を起して、特志家の賛助を乞い
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
寒燈下
所思
(
しょし
)
を
認
(
したた
)
め
了
(
りょう
)
したる
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“所思”の意味
《名詞》
思うところ。思い。考え。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
“所”で始まる語句
所謂
所以
所
所詮
所為
所作
所業
所在
所々
所有