“戦時”の読み方と例文
読み方割合
せんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがに戦時せんじであって、まちは、いつものれとちがい、べつにかざりもなくてさびしかったのです。それでも歳末さいまつ気分きぶんだけは、どこにかただよっていました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
第三十一条 本章ニ掲ケタル条規じょうき戦時せんじ又ハ国家事変じへんノ場合ニおいテ天皇大権たいけんノ施行ヲさまたクルコトナシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
同時どうじに、かれは、戦時せんじ日本にっぽん勇敢ゆうかん少年工しょうねんこうであったのです。きゅうに、かれあしにはちからはいったし、両方りょうほううでは、かたくなりました。まちはいると、ラジオの愛馬進軍歌あいばしんぐんかがきこえてきました。
夕焼けがうすれて (新字新仮名) / 小川未明(著)