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或晩
ふりがな文庫
“或晩”の読み方と例文
読み方
割合
あるばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるばん
(逆引き)
慶三は
或晩
(
あるばん
)
そよとの風さえない暑さに二階の電気を消して表の縁側は
勿論
(
もちろん
)
裏の下地窓をも明放ちお千代と蚊帳の中に寝ていた時
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
伴藏は
懶惰
(
なまけ
)
ものにて内職もせず、おみねは独りで内職をいたし、毎晩八ツ九ツまで
夜延
(
よなべ
)
をいたしていましたが、
或晩
(
あるばん
)
の事
絞
(
しぼ
)
りだらけの
蚊帳
(
かや
)
を
吊
(
つ
)
り
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
虐待
(
ぎやくたい
)
はずゐぶん
酷
(
ひど
)
いやうです。
或晩
(
あるばん
)
なぞ、
鉄瓶
(
てつびん
)
の
煮湯
(
にえゆ
)
をぶつかけて、
首
(
くび
)
のあたりへ
火焦
(
やけど
)
をさしたんでせう。さすがに
驚
(
おどろ
)
いて、
私
(
わたし
)
のところへやつて
来
(
き
)
たんです。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
或晩(あるばん)の例文をもっと
(6作品)
見る
或
漢検準1級
部首:⼽
8画
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
“或”で始まる語句
或
或日
或時
或人
或夜
或物
或者
或年
或家
或朝
“或晩”のふりがなが多い著者
徳田秋声
三遊亭円朝
永井荷風