カシコ)” の例文
此歌で見ると、真土山を越えて行くことを見せて居る。ところが三番目の歌では、河内境のカシコの阪と言ふのを越す様にある。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
父君に我は愛子マナゴぞ。母刀自トジに我は寵子メヅコぞ。参上マヰノボる八十氏人の 手向タムけするカシコサカに、ヌサマツり、我はぞ退マカる。遠き土佐路を
相聞の発達 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)