“戒懼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいく50.0%
かいぐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして日月雲の三字は皆已にしるしがあったので、雷州へ往ってからは深く自ら戒懼かいくして、決して悪いことをしなかったが、二年目になって総官府に上申する事件ができて
富貴発跡司志 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
たとえどのような無嗜無作法むしぶさほうを働いても、主従の間でなすまじきことだけは、断じてせぬという戒懼かいぐのことである。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)