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悪熱
ふりがな文庫
“悪熱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おねつ
80.0%
あくねつ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おねつ
(逆引き)
ここで兵馬は衣裳を改めて、床の間を前に端坐して、この、まだるい、
悪寒
(
おかん
)
の、
悪熱
(
おねつ
)
の身を、
正身思実
(
しょうじんしじつ
)
の姿で征服しようと
企
(
くわだ
)
てたのらしい。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
がまん強い父が
悪熱
(
おねつ
)
にふるえて、腕まで紫色に
腫
(
は
)
れ上ってしまっても、彼は貝殻の膏薬を
貼
(
は
)
りちらした。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
悪熱(おねつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あくねつ
(逆引き)
あれあれ、とばかりに学士は目も
眩
(
く
)
れ、心も消え、体に
悪熱
(
あくねつ
)
を感ずるばかり、血を絞って急を告げようとする声は糸より細うして
己
(
おの
)
が耳にも定かならず。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
悪熱(あくねつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪熱”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
長谷川時雨
泉鏡花
小川未明