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恩給
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おんきゅう
ふりがな文庫
“
恩給
(
おんきゅう
)” の例文
浴衣
(
ゆかた
)
を
着
(
き
)
た
髪
(
かみ
)
の白い
老人
(
ろうじん
)
であった。その着こなしも
風采
(
ふうさい
)
も
恩給
(
おんきゅう
)
でもとっている古い
役人
(
やくにん
)
という風だった。
蕗
(
ふき
)
を
泉
(
いずみ
)
に
浸
(
ひた
)
していたのだ。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
生徒たちは先生を呼ぶのに名をいわず、男先生、
女
(
おなご
)
先生といった。年よりの男先生が
恩給
(
おんきゅう
)
をたのしみに
腰
(
こし
)
をすえているのと反対に、女先生のほうは、一年かせいぜい二年すると
転任
(
てんにん
)
した。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
“恩給”の意味
《名詞》
恩給(おんきゅう)
封建制において主君が家臣に土地などを与えること。
一定期間勤務した公務員や軍人、軍属に対して、退職、死亡したのちに国が支給した金銭。
(出典:Wiktionary)
“恩給”の解説
恩給(おんきゅう)とは、恩給法(大正12年法律第48号)に規定される、官吏であったものが退職または死亡した後本人またはその遺族に安定した生活を確保するために支給される金銭をいう。なお、地方公務員については各地方公共団体が定める条例(恩給条例など)により支給され、退隠料と称されることもある。
(出典:Wikipedia)
恩
常用漢字
小6
部首:⼼
10画
給
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“恩”で始まる語句
恩
恩寵
恩顧
恩人
恩怨
恩愛
恩恵
恩誼
恩惠
恩返