びく)” の例文
我軍の攻撃にって防戦したのであろうが、味方は名に負う猪武者いのししむしゃ英吉利イギリス仕込しこみのパテントづきのピーボヂーにもマルチニーにもびくともせず、前へ前へと進むから
「ほんとうだともさ。」恐ろしいダイナマイトの製造業者は、女中頭の口から、お手の物の爆裂弾が吐き出されようともびくともしないやうな身構へをして言つた。