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怪態
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けたい
ふりがな文庫
“
怪態
(
けたい
)” の例文
この筑前も、小男の方じゃが、勝入も小男じゃったな。あの小男が、諸将、集会のときなど、酔うとすぐ、
怪態
(
けたい
)
なかっこうで、よく槍踊りを
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、考えようによっては、より以上の
怪態
(
けたい
)
と思われる伸子の失神に、もう一度神経を酷使せねばならぬ義務が残っていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「例の、
樗門
(
おうちもん
)
の内にいる毛利時親とやらいう
怪態
(
けたい
)
な老兵学者が、どうしても、お目にかかりたいと、
獄
(
ごく
)
を叩いて、わめきおりまする。……あの
吐雲斎
(
とうんさい
)
とも申す老いぼれでございますが」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『へ、へい、上方の
商人
(
あきんど
)
でおますが、なにも、
怪態
(
けたい
)
なもんや、おまへんで』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「いったい、どこの誰と、江口へなど、通い始めたのか。遊びの
物代
(
ものしろ
)
など、どこから出るのか。
怪態
(
けたい
)
ではあるぞ。それを、明らさまに述べねば、捨ておかれぬ。……ありのままを申せ。ありのままを」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「
怪態
(
けたい
)
なことを仰せられますな?」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
怪態
(
けたい
)
なやつよのう」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
怪態
(
けたい
)
な」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“怪”で始まる語句
怪
怪訝
怪我
怪物
怪我人
怪鳥
怪異
怪談
怪力
怪火