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思詰
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おもいつ
ふりがな文庫
“
思詰
(
おもいつ
)” の例文
この度の釣狐も、首尾よく
化澄
(
ばけす
)
まし、師匠の外聞、女房の追善とも
思詰
(
おもいつ
)
めたに、
式
(
かた
)
のごとき恥辱を取る。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「まあ、そう
思詰
(
おもいつ
)
めないでもよいではないか。どうかして上げたいのは山々だけれど、
檀那様
(
だんなさま
)
はお前も知っている通り、お金の取れる仕事ではないので、どうにもならないが、一体どれくらいあったら
凌
(
しの
)
いで行かれるの。」
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
分別の尽き、工夫に
詰
(
つま
)
って、
情
(
なさけ
)
なくも
教
(
おしえ
)
を頂く師には先立たれましたる
老耄
(
おいぼれ
)
。
他
(
ほか
)
に
縋
(
すが
)
ろうようがない。ただ、
偏
(
ひとえ
)
に、
令嬢様
(
おあねえさま
)
と
思詰
(
おもいつ
)
めて、とぼとぼと夢見たように参りました。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
思詰
(
おもいつ
)
めたものだわねえ。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思慮
思想
思切
思遣