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念慮
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ねんりょ
ふりがな文庫
“
念慮
(
ねんりょ
)” の例文
(すでに、勝家自害の上は、玄蕃ひとり浮世に留まる
念慮
(
ねんりょ
)
はない。——たとい、天下を下され候とも、筑前に仕うるなどとは存じもよらぬこと)
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すでに学校に心を
帰
(
き
)
すれば、
門閥
(
もんばつ
)
の念も同時に断絶してその
痕跡
(
こんせき
)
を見るべからず。市学校は、あたかも門閥の
念慮
(
ねんりょ
)
を
測量
(
そくりょう
)
する試験器というも
可
(
か
)
なり。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
旦暮
(
あけくれ
)
に
妻子眷属
(
さいしけんぞく
)
衣食財宝にのみ心を尽して自ら病を求める、人には病は無いものじゃ、思う
念慮
(
ねんりょ
)
が重なるによって胸に詰って来ると
毛孔
(
けあな
)
が
開
(
ひら
)
いて風邪を引くような事になる、人間
元来
(
もと
)
病なく
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
明かに御法規に対しては、儼然とそれを奉じる
念慮
(
ねんりょ
)
も伺われているではござらぬか。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“念慮”の意味
《名詞》
事が成就するよう思い巡らすこと。また、その思い。
(仏教)凡夫の浅い智慧で思い巡らすこと。また、その思い。
(出典:Wiktionary)
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“念”で始まる語句
念
念珠
念仏
念入
念誦
念力
念頭
念佛
念晴
念願