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忠恕
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ちゅうじょ
ふりがな文庫
“
忠恕
(
ちゅうじょ
)” の例文
わけても陽明学を好み、傍ら
大槻玄沢
(
おおつきげんたく
)
の弟子杉田
忠恕
(
ちゅうじょ
)
の邸へ通って蘭学を修めようというのだから鷹にしても上の部だ。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
で公徳と申すと何か新しく外国から輸入して来たように考える諸君もあるかも知れんが、そう思うのは
大
(
だい
)
なる誤りで、
昔人
(
せきじん
)
も
夫子
(
ふうし
)
の
道一
(
みちいつ
)
以
(
もっ
)
て
之
(
これ
)
を
貫
(
つらぬ
)
く、
忠恕
(
ちゅうじょ
)
のみ
矣
(
い
)
と云われた事がある。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかもその道たるや、人倫の道であって、神の
道
(
ことば
)
でも悟りの道でもない。人倫の道を踏みさえすれば、すなわち仁を実現し
忠恕
(
ちゅうじょ
)
を行ないさえすれば、彼にとっては何の恐れも不安もなかった。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“忠恕”の意味
《名詞》
忠恕(ちゅうじょ)
真心と思いやり。
(出典:Wiktionary)
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
恕
漢検準1級
部首:⼼
10画
“忠”で始まる語句
忠実
忠
忠興
忠義
忠相
忠實
忠諫
忠顕
忠利
忠告