心夢しんむ)” の例文
いふ心夢しんむとはつね平生へいぜいこゝろに思ふ事を見るをいふなりこの時奧方おくがたの見給ふは靈夢れいむにして天下の主將しゆしやうなるべきさが後々のち/\思ひしられたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
四ツにわけ一に現夢げんむ二に虚夢きよむ三に靈夢れいむ四に心夢しんむとす現夢げんむとはうつゝまぼろしのごとく見ゆるをいふ虚夢きよむとは心魂しんこんつかれよりして種々しゆ/″\樣々さま/″\の事を見るをいふ靈夢れいむとは神靈しんれい佛菩薩ぶつぼさつ御告おんつげをかうむるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)