-
トップ
>
-
御裳
>
-
みも
この時に當りて、その
御髮を
額に結はせり
六。ここに
小碓の命、その
姨倭比賣の命
七の
御衣御裳を給はり、
劒を
御懷に
納れていでましき。
ここにその樂の日になりて、
童女の髮のごとその結はせる髮を
梳り垂れ、その
姨の
御衣御裳を
服して、既に童女の姿になりて、
女人の中に交り立ちて、その
室内に入ります。
かれその政いまだ竟へざる
間に、
妊ませるが、
産れまさむとしつ。すなはち御腹を
鎭ひたまはむとして、石を取らして、
御裳の腰に纏かして、
筑紫の國に渡りましてぞ、その御子は
生れましつる。